2009年11月14日

埼玉 子供の遊びと大人の役割研究セミナー 報告

11月14日、朝霞市立南朝霞公民館視聴覚室で第一回のセミナー
子どもにとって「本当の遊び」って何?
というタイトルで日本冒険遊び場づくり協会理事の斎藤啓子氏をお迎えし、
斎藤さんが学生のころ卒業制作として製作した映画「遊ぼう会のお母さんたち」を見て、
子供にとって本当に遊ぶこととは?そこで大人たちはどうかかわりを持ったらよいのか?などを話し合いました。

映画は1977年製作されたもので30年以上前のものですが、その中で遊ぼう会のお母さんたちが「今のお母さんは自分の子供に本当に真剣に向き合っているのかしら…何でもたとえばけがをしたりすると、公園の管理をしている区が悪い、学校が悪い、都が悪い…など自分以外のもののせいにしてしまっている」この言葉は30年以上前のものです。

いまはモンスターペアレンツ、クレーマーなどと呼ばれ、昔よりむしろ悪くなっているのでは…と考えてしまいました。

映画を見た後は参加者の皆さんとディスカッションして、みなさんが子供と関わる中で子供が自由に遊ぶってどういうことだと思いますか?という切り口で話し合っていきました。

参加者も朝霞市や周辺の街、東京都、なんと長野からいらした方までいました
立場も児童館職員、保育士、大学生、子育て中のお母さん、地域の人など様々

そのなかで話題になるのは、子供を自由に遊ばせるのは良いが、危険はどう回避すべき?というのが皆さんの気にするところでした。
「自分はのびのびとやらせたいが組織の中では安全面が優先されてジレンマになる」
「子供が危ないことをやろうとするとどうしても親として見守ることができない」などなど
でも皆さん子供たちにのびのびと遊んでほしいという意見が多かったです。

斎藤さんが最後に話していた言葉が印象に残りました。
「自由に遊ぶって自分で自由に自分の好きなことができるようになっていくことなんですよね。そうなるために子供は失敗しながら考え、まわりの人(大人も含め)のやっていることをよく見て、また考え自分のものにしていくんですよ。」と。
「子供がいつもなにかどこかに、例えばスポーツクラブや塾などに入っていないと安心できない時代になってしまったのではないか…」とも投げかけてくれました。

こうすべきだという明確な答えは出ないかもしれませんが子供の遊びに大人として見守る気持ち、その経験がその子供を育てるということも必要なのだということを多くの色々な立場の大人が再認識していけたら子供が本当に自分の納得がいくまで「遊びきる」ことができ、その子の生きる力につながっていくのかなと思いました。

「心の強い子」が多く育っていけるといいですね。大人の役割が重要な時代ですね。


posted by harappa at 19:21| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつもブログ拝見させていただいています、志木の高橋と申します。プレーパークの開催をいつも心待ちにしているのになかなか都合が合わずひそかに志木で残念がっています。

今回の講演の報告とても考えさせられました。
自由に遊ばせたいが危険回避が心配。。とか『自由に遊ぶって、自分で自由に自分の好きなことができるようになっていく』などそうそうと、うなづきながら読ませていただきました。

特に『自分の好きなことができるように』なる為に、自分の責任!で自由に遊んだ体験がないと、本当の自由って学べないよな〜と今さらながら気付かされました。自分の勝手とはわけが違うんですよね。。。自由自在な自分でいる為にはその結果の責任も負うんだよね、自由って聞いてそこに付属の責任ってものを忘れていました。スポーツクラブなどの「自由」時間だと責任はクラブですものね。。そこでは私が選んだ「結果(責任)」を負うチャンスはないですね。気がつくとわが子も、私もそのあたりがマヒしてきていました。


そして客観的に意見を読みながら次のようなことを自分の中で消化中です。

子供を育てながらいつも実感、なのが親が見守っているうちに小さな危険(けが)を積んでくれてアリガトウ?!です。いつもヒヤヒヤしていますが大きい事にならないよう危機管理は自分で体得してくれ、とエールを送っています。ある程度の危険回避術は小さな場数で学べるのだ!!と。予測と想像力を鍛えよ、プレーパークはその鍛錬にもってこいな場所だと私は位置づけています。


 また、「モンスター」になってしまう「ペアレンツ」って変に子供と真剣に?向き合ってしまっていると私は思います。子供を大切に、心配に思うがゆえにでありそれが近視眼的な受け止めで、そのような行動に走ってしまうのかな。。と。わが子が良ければ、大切だからって。それって大なり小なり親なら湧き上がる感情ではないでしょうか(変な言いがかりな話もよく聞きますが)。その感情の出し方や折衷案の話し合いなどはコミュニケーションの訓練のような。。。

本当に子供と「真剣に」向き合うためには、一人よがりにならないように、親はサークルでも地域活動やPTAでもなんでも外とつながって仕事や自分の家以外の空気を吸うのがいいのかな、と私は思いました。そこから我が子との「真剣な」向き合い方が見えてくるのかな、と。

私が、究極な行動に走っていかないのは(事故などはまた別だと思いますが)子育てしながらいろんな人に支えられて助けられてきた、と実感できたからかな。モンスターな親って実は子育てで孤独だったのかな、お互い様な体験できなかったのかな、などぐるぐる考えてしまいました。

そんなことを考える機会を与えてくれる子育てって、やっぱりいいな。
・・・で結果すべてをひっくるめて、子供が集えて自由に遊べるプレーパークって合理的!!というのが私の結論になりました。自分の考えをまとめるのにこの場を使ってしまいました(笑)長々と失礼しました(^^)/

開催日これからも楽しみにしています。
Posted by 高橋  友理 at 2009年11月21日 23:34
志木の高橋さん。ご意見ご感想ありがとうございます。
うん、そうだよ。そうだよ。と頷きながら読みました。大人も視野を広げる意識を持たないと変に考え方も固まってしまうのかも…私も考えながら日々子どもたちと向き合いたいです。あさかプレーパークの会、城山公園プレーパークは明日が最終日。遊びに来てね。午前10時くらいから初めます。
Posted by はらっぱ at 2009年11月23日 01:01
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